【山梨】夏でもひんやり!子どもと楽しむ富岳風穴|キャンプ帰りに立ち寄りたいスポット

富岳風穴アイキャッチ画像

キャンプの帰り道に、ちょっとした寄り道で特別な体験をしてきました。
訪れたのは【山梨県・富岳風穴】。夏でも平均気温3度ほどといわれる洞窟の中は、まるで天然のクーラー!
ひんやり涼しい空気に包まれながら、子どもたちは探検気分で大はしゃぎでした。
「子連れでも大丈夫?」「小さい子でも楽しめる?」と気になる方に向けて、実際に3歳&5歳と一緒に行ってみた感想と、注意点をまとめます。

この時行ったキャンプ場の記事はこちらです

目次

富岳風穴ってどんなところ?

富岳風穴の売店の写真

山梨県鳴沢村にある「富岳風穴」は、富士山の噴火によってできた溶岩洞窟。
世界遺産・富士山の構成資産のひとつにも登録されていて、自然の神秘を間近で感じられるスポットです。
洞窟内の年間平均気温は約3度といわれ、真夏でもひんやり。
まるで天然の冷蔵庫のような空間で、昔は蚕の卵や種子の保存にも使われていたそうです。

基本情報
住所〒401-0332
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
営業時間期間によって異なる
9:00-(終了時間は時期による)
入洞料金大人       350円
小人(小学生以下)200円
駐車場無料
売店あり
詳しくは公式サイトをご確認ください

子連れで楽しめる?実際に行ってみた感想

風穴までの遊歩道の写真
風穴の入り口まで樹海の中の遊歩道を歩いていきます(駐車場から歩いてすぐです!)

「洞窟探検」と聞くと、大人でもちょっとドキドキしますよね。
小さい子どもを連れて本当に大丈夫かな?と不安もありましたが、実際に入ってみると工夫次第でしっかり楽しめました。
ここからは、3歳と5歳を連れて歩いたときの様子を、子ども目線・ママ目線でレポートしていきます。

小さな子どもでも入れる?(階段・通路の様子)

風穴の入り口の写真
急な階段になっています

入り口からすぐに階段を下りていきます。石の階段はやや急で、足元も濡れているところがあるので注意が必要。
3歳の子は慎重に手をつなぎながら下りましたが、5歳は自分で歩けました。
通路は狭い場所もありますが、身長100cmくらいであれば問題なく進めます。
ベビーカーはもちろん不可。小さい子は抱っこ紐の方が安心です。

探検気分でワクワク!子どもが楽しんだポイント

洞窟内はひんやり冷たい空気で、子どもたちは「さむい!」「つめたい!」と大喜び。
普段はなかなか入れない暗い通路を歩くこと自体が冒険のようで、探検ごっこの雰囲気を味わえました。

正直「暗いから怖がるかな?」と少し心配していたのですが、わが家の子供たちは大丈夫でした。
むしろライトに照らされる岩肌や氷を見て、子どもたちはワクワクした様子でどんどん進んでいました◎

途中に氷のかたまりや自然の造形を見られるポイントもあり、「すごい!」と親子で盛り上がりました。

我が家が感じた魅力(ひんやり体験&普段できない冒険)

風穴内の天然冷蔵庫説明分の写真

真夏でも洞窟の中は涼しく、外との気温差にびっくり!キャンプ帰りの身体に心地よいクールダウンになりました。
また、自然にできた洞窟を実際に歩けるのは貴重な体験。子どもだけでなく大人もワクワクできました。
「短時間で非日常を味わえるスポット」というのが、我が家が感じた富岳風穴の一番の魅力です。

売店でソフトクリーム

探検を終えたあと、売店でソフトクリームを購入。
とうもろこし味もありましたが、わが家の子どもたちはミルクをチョイス。
少し分けてもらいましたが、濃厚でとっても美味しかったです!探検後のご褒美にぴったりでした。

売店ではお土産を購入したり、ごはんも食べられるようでした!(席は少なめです)

行く前に知っておきたい注意点

足元はすべりやすい → スニーカー必須

洞窟内は一年中ひんやりしている分、地面が濡れていて滑りやすい箇所があります。
子どもも大人もスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ。
サンダルやクロックスだと危ないです。

気温が低い → 上着があるといいかも

年間平均気温は約3度。真夏でもひんやりしていて、薄着だと寒いくらいでした。
特に子どもは体温調整が難しいので、羽織れる上着を持っていくと安心です。
わが家はキャンプ帰りで半袖だったので、持参したウインドブレーカーが大活躍しました。
(少し我慢すれば、半袖でも全然いけます◎)

ベビーカーはNG → 抱っこ紐の方が安心

洞窟内は階段や狭い通路があるため、ベビーカーは使用できません。
小さな子どもは抱っこ紐の方が安心して移動できます。
両手をあけておくことで、大人も階段の上り下りがしやすくなります。

トイレ・飲食について

トイレは洞窟の中にはなく、駐車場の近くにあります。
事前に済ませてから入洞するのがおすすめです。
また、洞窟内は飲食禁止なので、おやつや水分補給は外で行いましょう。

ちなみに、洞窟の中では子どもの「なんで?なんで?」が止まりませんでした(笑)
「どうしてこんな変な形の岩があるの?」「なんで岩の上に木が生えてるの?」「どうしてこんなに寒いの?」と次々に質問攻めに。
正直、答えられないことも多くて「行く前にちょっと勉強しておけばよかったな〜」と思いました。
事前に公式サイトや展示の説明を少し読んでおくと、親子でより楽しめると思います。

ペットは入洞できません

国の天然記念物のため、ペットの入洞はできません。(キャリーケースに入っていても入洞不可)
ペットと一緒の方は交代で入るなどしてください

キャンプと合わせて楽しみたい周辺スポット

富岳風穴の周辺には、子連れで一緒に楽しめるスポットが点在しています。
キャンプや観光と組み合わせると、1日たっぷり自然を満喫できます!

鳴沢氷穴

富岳風穴から車で数分の場所にあるのが「鳴沢氷穴」。
こちらも天然の溶岩洞窟で、内部の形が富岳風穴とは異なり竪穴型洞窟となっています。、
体力や時間に余裕があれば、セットで訪れるのもおすすめです。
車で移動してもいいですし、散策路を歩いていくこともできます(約20分)

基本情報
住所〒401-0320
山梨県南都留郡鳴沢村8533
営業時間期間によって異なる
9:00-(終了時間は時期による)
入洞料金大人       350円
小人(小学生以下)200円

氷穴洞内は狭く危険な場所もあるため、
身長100㎝に満たないお子様の入洞及びおんぶや抱っこでの入洞はできません。

道の駅なるさわ

観光やキャンプの立ち寄りに便利な道の駅。
直売所には地元で採れた新鮮な野菜や果物が並び、お土産も充実しています。
フードコーナーでは富士山周辺のご当地グルメを手軽に味わえて、ちょっとしたランチや休憩にぴったり。
広い駐車場と観光案内所もあり、次の目的地を決める拠点としても使えます。

基本情報
住所〒401-0320
山梨県南都留郡鳴沢村8532-63
営業時間9:00~18:00
駐車場・トイレは24時間利用可能
定休日なし
駐車場大型車17台、普通車263台(うち身体障がい者用6台)

なるさわ富士山博物館

道の駅に隣接していて、無料で入れるのが嬉しいポイント。
富士山の成り立ちを学べる展示や、大きな鉱石・溶岩が並んでいて、大人も「へぇ〜!」となる内容です。
子どもは光る石や宝石の展示に興味津々で、ちょっとした探検気分を味わえました。
「なんで?なんで?」が止まらない時期の子にはぴったりの学びスポットです。

「富士眺望の湯 ゆらり」

遊んだあとに立ち寄りたいのが「富士眺望の湯 ゆらり」。
露天風呂からは富士山を間近に眺めることができ、旅の疲れを癒せる温泉施設です。
洞窟やキャンプ帰りに汗を流してサッパリできるので、家族連れにも人気。
お風呂の種類も豊富で、子ども連れでもゆったり過ごせました。

基本情報
住所〒401-0320 
山梨県南都留郡鳴沢村8532-5          
入浴料金(タオル・バスタオル付)大人
10:00~19:00
平日 1,400円  土日祝 1,700円
19:00~
平日 1,200円  土日祝 1,500円

子ども
平日 750円 土日祝 800円
駐車場あり(無料)
営業時間年中無休
平日 10:00~21:00(最終入館20:00)
土日祝 10:00~22:00(最終入館21:00)
詳しくは公式HPをご確認ください
小さなお子さん連れの方への注意点

おむつが取れていないお子さんは、湯船に入ることができません
(ベビーバスは設置されています)。
赤ちゃん連れの場合は、事前に対策や確認をしておくと安心です。

こちらの記事でも紹介しています。

まとめ|キャンプ帰りに立ち寄るのにおすすめのスポット

富岳風穴は、真夏でもひんやりと涼しく、短時間で“非日常の探検体験”ができるスポットでした。
子どもたちは冒険気分で楽しめ、大人にとってもキャンプ後のクールダウンにちょうど良い寄り道に。

ただし、階段や足元の注意・寒さ対策・ベビーカーNGなど、事前に知っておくと安心なポイントもあります。
準備さえしていけば、小さな子どもでも十分に楽しめる場所だと感じました。

周辺には鳴沢氷穴や道の駅なるさわなど、家族で楽しめる立ち寄りスポットもあるので、キャンプや旅行とセットで巡るのもおすすめです。

わが家は鳴沢氷穴も行ってみたかったんですが、下の子の身長が100cmに満たないため今回は見送りました。
また機会があれば行ってみたいと思います

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この記事を書いた人

このブログを運営している、Natsu.です。
関東で、5歳と3歳の子どもを育てながら暮らしています。

平日は慌ただしい毎日ですが、週末や休日にはできるだけ「そとで過ごす時間」を大切にしたいと思い、
キャンプや外遊び、公園めぐりなど、自然にふれる暮らしを楽しんでいます。

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