冬キャンプの持ち物と寒さ対策まとめ|子どもは大丈夫?わが家の実体験

冬キャンプの持ち物と対策のアイキャッチ画像

わが家も初めての冬キャンプのときは、子どもが寒がらずに過ごせるかな?と心配で、あれこれ準備をしました。
実際に経験して感じたのは、冬キャンプは「持ち物」「キャンプ場選び」で快適さが大きく変わるということ。

まだまだ模索中ですが、「これがあってよかった!」と思えたアイテムや工夫がたくさんありました。
今回はその体験をもとに、子連れ冬キャンプにおすすめの持ち物と寒さ対策をまとめています。

この記事を読んでわかること
  • 子ども連れ冬キャンプに必要な持ち物リスト
  • 実際に役立った寒さ対策グッズと工夫
  • キャンプ場選びで気をつけたいポイント
  • 初心者でも安心して冬キャンプに挑戦できる準備のコツ

基本の持ち物リストはこちらから

夏の持ち物はリストはこちらから

目次

冬キャンプの持ち物リスト|まずはチェックリストで全体を確認!

冬キャンプに挑戦するとき、最初に悩むのが「何を持っていけばいいの?」ということ。
とくに子どもと一緒だと、寒さ対策や快適さのために準備しておきたいものがたくさんあります。

まずは、わが家の経験をもとにした子連れ冬キャンプの持ち物チェックリストをカテゴリごとにまとめました。
このリストをざっと確認してから、次のセクションで詳しく解説していきます。

子連れ冬キャンプの持ち物チェックリスト

防寒着・衣類

  • インナー(発熱系や速乾性のあるもの)
  • フリースなど中間着
  • アウター(スキーウェアや防風ジャケット)
  • 手袋・ネックウォーマー・耳あて
  • 帽子(耳まで隠れるものが安心)
  • 厚手の靴下・スノーブーツ
  • スリーパー

寝具・あったか寝室づくり

  • 冬用シュラフ(快適温度0℃以下)
  • シュラフカバー/インナーシュラフ(※未使用でも工夫次第でOK)
  • マット(断熱性のあるものを2重にすると安心)
  • 毛布・ブランケット
  • 湯たんぽ
  • 銀マット・アルミシート(底冷え対策)

暖房グッズ・電源まわり

  • カイロ(貼るタイプ/普通の両方)
  • ポータブル電源 or 電源サイト
  • 電気毛布/ホットカーペット(使える場合)
  • ランタン・照明(暖色系は雰囲気もあたたかい)
  • ストーブ

食事・飲み物まわり

  • 鍋セット(冬は温かい鍋料理が大活躍)
  • 魔法瓶(水筒にお湯を入れておくと安心)
  • 温かい飲み物用の粉末(ココア・スープなど)

防寒着・衣類

手袋の写真

わが家の冬キャンプでは、基本は重ね着スタイル。
気温や天候に合わせて脱ぎ着できるようにしています。

気温が一桁代まで下がりそうなときは、ヒートテックをインナーに。
(普段は使わないのですが、“お守り”としてキャンプには必ず持っていきます。肌質などの理由で賛否あると思うので、あくまで参考までに!)

子どもはよく動き回るので、とにかく動きやすい服を意識。
ニット帽・ネックウォーマー・手袋といった小物も欠かせません。
また、足元はとにかく冷えやすいのでスパッツやレギンスで重ね着し、冷え対策を。
靴下は厚手のものを使っています。(わが家ではホカロン靴下を使っています。)
ぽかぽかが長持ちして、夜や朝の冷え込みでも安心でした。

スノーウェアのような防寒着でも、動きやすいタイプなら◎。
しっかり寒さを防ぎつつ、子どもが遊びに集中できる服装を心がけています。

おまけ

ちなみに私は…
上は
・極暖ヒートテックカシミヤブレンタートルネックT
・ロングTシャツ
・フリース

下は
・極暖ヒートテックコットンレギンス
・ホーとテックボアスウェットパンツ
・ホカロン靴下

こんな感じで、ヒートテックに頼りまくって上着は着ないスタイルです(笑)。
とにかく動きやすさ重視!でも寒さはしっかり防げました。

寝具・あったか寝室づくり

底冷え対策|銀マット&インフレーターマット

冬キャンプでいちばん怖いのが、底冷え。
わが家ではまず厚手の銀マット(8mm)を敷き、その上に8cmのインフレーターマットを重ねて挑みました。
しかし、最初の冬キャンプではそれでも底冷えを感じることに…。
空気がしっかり入らず、マットが思ったほどふくらまなかったのも原因でした。

そこで次のキャンプでは、思い切って10cm厚タイプのインフレーターマットに買い替え!
これが大正解で、底冷えがまったく気にならず、子どもたちもぐっすり眠ることができました✨
やっぱり冬は「マットの厚み」が快適さを左右します。
荷物にはなりますが、寝具にしっかり投資するのは大事だと実感しました。

湯たんぽであったか快眠

湯たんぽの写真

わたしは湯たんぽが大好きで、冬キャンプには欠かせません!
わが家では湯たんぽの専門メーカー「マルカ」が作る金属製の湯たんぽを使っています。

使い方はとてもシンプル。
湯たんぽに水を入れてストーブやガスコンロに直接のせるだけで、寝る頃にはぽっかぽかの湯たんぽが完成✨
(熱湯を移し替える必要がないので、やけどのリスクも減らせます)

サイズは、
600mlのミニ湯たんぽ × 2個
2.5Lの大きめ湯たんぽ × 1個 を使い分けています。

特に大きめタイプは翌朝までしっかり温かさが続くのが魅力。
わが家では主に足元に入れて、冷えやすい足先を温めるようにしています。

また、湯たんぽカバーは必須アイテム。
あっつあつになった湯たんぽをそのまま布団に入れると火傷の恐れがあるため、必ずカバーに入れて使います。
さらに、蓋の開け閉めや持ち運びのときは軍手や厚手の手袋を着用すると安心です。
子どもたちも「ぬくぬく〜」と嬉しそうにしてくれて、ぐっすり眠れるようになりました。

冬用シュラフやインナーシュラフは?

多くの記事で紹介されているのが「冬用シュラフ」や「インナーシュラフ」。
実際、しっかりとした冬用寝具があれば安心度は高まります。

ただ、家族分そろえるとなると金銭的な負担も大きいのが正直なところ。
わが家ではまだ導入していないため、家で使っている毛布を持ち込み、湯たんぽと組み合わせて防寒しています。
とはいえ、睡眠時の寒さ対策は安全・健康にも直結する大事なポイント

実際に2月の極寒キャンプを経験したときは「これは冬用シュラフが欲しい!」と強く思いました。
いまのところ工夫でしのげていますが、今後は必要に応じて導入を検討していきたいです。

わが家が使っている寝袋の記事はこちらです。

暖房グッズ・電源まわり

ストーブの写真

わが家は冬キャンプの暖房にトヨトミのGEAR MISSION(KG-GE67)を使っています。
対流型ストーブで、公式サイトによると木造17畳まで温められるというハイパワータイプ。

実際にDODカマボコテント3Mで使ってみても、しっかり暖かさを感じられました。
ただし、テント内でのストーブ使用は基本的に推奨されていません。
一酸化炭素中毒や火災の危険もあるので、あくまで自己責任。
わが家でも十分に換気を行い、火の扱いには細心の注意を払っています。

(一酸化炭素チェッカーは複数使用しています。)

電源があるサイトやポータブル電源を持ち込めば、暖房の選択肢はさらに広がります。
・電気毛布
・ホットカーペット(※使用電力に注意!)
・小型電気ストーブ
といったアイテムも使えるので、寒がりさんや子連れ初心者には安心材料になりますね。

わが家が使用しているテントの紹介はこちらです。

食事・飲み物まわり

寒い冬キャンプ(秋キャンプも同じ!)では、わが家は焼き物よりもお鍋料理が定番です。
体も心もぽかぽかになるし、後片付けも楽ちん。子どもも食べやすいので安心です。

これまで作ったのは、

  • 豚汁(うどんを入れて「豚汁うどん」にアレンジ)
  • シチュー
  • 山梨名物のほうとう
  • 定番のお鍋(寄せ鍋・味噌鍋など)

どれも温まるだけでなく、キャンプらしい特別感もあって家族に好評でした◎
スーパーでカット野菜をゲットするか、家から具材を切って持っていけば、それほどキャンプ場でやることもありません

飲み物もあたたかい系を多めに持っていくのがおすすめ。

  • ココアやスープの粉末
  • 魔法瓶に入れたお湯
  • インスタントの味噌汁やスープ

冷えた体を中から温めてくれて、「寒いけど楽しい!」を後押ししてくれます。

あってよかった!冬のキャンプ小物たち

ホッカイロの写真

大きな装備以外にも、ちょっとした小物で快適さがグッと変わるのが冬キャンプ。
わが家で実際に「あってよかった!」と思ったものを紹介します。

防風マルチブランケット
普段は自転車に乗るときに使っているアイテム。
ブランケットとして掛けたり、ボタンで留めてポンチョのように羽織ったりできます。
風をしっかり防げるので、焚き火のときや外遊びで大活躍しました!

ホッカイロ各種
冬キャンプの必需品。
特に「桐灰カイロ マグマ」はすごい温かさで、正直“熱い”くらい(笑)。冷え性の私には救世主でした。
足裏に貼るタイプも手放せません。靴下に仕込んでおくと冷え知らずで過ごせます。

子ども用のカイロの使い方
子どもには基本的に持たせず、寒がったときに渡すようにしています。
私自身は貼るタイプをお腹や背中に使っていて、「あったかい〜」と安心感があります。
小物系は荷物にしてもかさばらないので、多めに持っていって損なしだと感じています。
カイロ類は常にギアボックスに忍ばせてます!

子ども用スリッパ風シューズ
冬キャンプで大活躍しているのが、ヒラキで購入したこのモコモコシューズ。
しかもコスパ抜群!
脱ぎ履きがしやすいので、お座敷スタイルのテントでもストレスなし内側がふわふわで足元があったかい◎

子どもの冬用キャンプシューズとして、とってもおすすめです。

キャンプ場選びでも寒さの感じ方が変わる!

冬キャンプでは「持ち物」も大事ですが、キャンプ場の環境によって寒さの感じ方はまったく違うと実感しました。

開放的な芝生サイトは風の影響をもろに受ける

草原サイトの写真

千葉の芝生が広がる開放的なフリーサイトでの冬キャンプでは、夜中に−4℃を記録。
しかも風が強く、テントの中でも底冷えしてカルピスまで凍ってしまいました…。

焚き火も本来なら立派な熱源🔥
でも風が強いと火をつけることすらできないので、行く前には風速予報をよくチェックするのがおすすめです。

とはいえ、草原サイトならではの魅力も。
開放的な景色と冬の澄んだ空はとにかくきれいで、夜には星空が一面に広がります。
「寒いけど、やっぱりこの景色が見たい!」というのが本音です(笑)。
個人的には開放的な草原サイトの方が好きです

木に囲まれたサイトは風よけになって快適

林間サイトの写真

一方で、山梨の林間サイトでは雪がちらついた日でも、風がなく思ったより快適に過ごせました。
木々に囲まれているだけで体感温度が大きく違い、夜もぐっすり眠ることができました。

この日はサイト内で風を感じることがほとんどなく、焚き火もできたので外にいる時間も少し長め。
子どもたちと焚き火を囲みながら過ごす時間は、冬ならではの贅沢でした。

とはいえ夜はやっぱり冷えるので、最終的にはお籠もりスタイルに。
テント内でぬくぬくしながら過ごす時間も心地よく、寒さを気にせずリラックスできました。

実際に行ってみて思ったことなので、あくまでわが家の体験&個人の見解です(笑)
キャンプ場選びの参考程度にしてもらえると嬉しいです。

電源サイトやポータブル電源で安心感アップ

わが家はまだ使ったことがありませんが、電源サイトやポータブル電源があれば暖房器具の選択肢が広がります。
電気毛布やホットカーペット(※使用電力に注意!)、小型電気ストーブなどが使えるので、子連れ初心者でも安心感があります。

実は以前、お籠もりのときに「こたつ風」を作って湯たんぽで温めようとしたのですが、全然温まらず…(笑)。
そのとき「電気毛布ならきっとぬくぬくなんだろうな〜」と思いました。

また、ポータブル電源は防災用品としても役立つので、わが家もいずれは欲しいと思っています。
電源サイトを利用する際には、延長コードを準備しておくと便利ですよ。

冬キャンプで気をつけたい寒さのトラブル

冬キャンプはしっかり準備すれば快適に楽しめますが、寒さが原因の体調トラブルにも注意が必要です。
とくに子どもは大人より体温調整が苦手なので、意識してケアしてあげましょう。

霜焼け

手足や耳、頬が赤く腫れたり、かゆみが出るのがサイン。
顔が赤くなるだけなら一時的な血流変化のことが多いですが、腫れやかゆみがある場合は霜焼けの可能性があります。

  • 手袋や靴下は濡れたらすぐに替える
  • 冷えやすい指先・足先をこまめにチェック

低体温症

強い冷えや風で体温が下がりすぎると、震え・顔色の悪さ・元気がなくなるなどの症状が出ます。

  • 濡れた服は早めに着替える
  • 温かい飲み物で体を温める
  • 無理せず暖房器具を使う

乾燥トラブル

冬の空気は乾燥しているため、肌荒れや喉の不調が出やすいです。

  • 保湿クリームやワセリンを塗る
  • ネックウォーマーやマスクで口元を覆う
  • 水分補給もこまめに


少し意識するだけで予防できるので、寒さに負けず冬ならではのキャンプを満喫しましょう。

まとめ|“寒さ対策”さえできれば冬キャンプは最高!

冬キャンプは「持ち物」と「キャンプ場選び」で快適さが大きく変わります。
わが家もまだまだ模索中ですが、実際に試したアイテムや工夫のおかげで、真冬の寒さのなかでも楽しく過ごすことができました。

寒さで大変だったこともありますが、その分「ぬくぬくできたときの幸せ」や「星空の美しさ」は格別。
子どもたちも、焚き火やあったかごはんを楽しみながら「また行きたい!」と言ってくれました。
正直、冬キャンプは準備も大変だし荷物も多め。
それでもわたしは冬キャンプの方が好きです!

澄んだ空気やきれいな景色、そして虫がいない快適さは冬ならでは。
初めて冬キャンプに挑戦するご家族も、ぜひ今回のチェックリストや体験談を参考にしてみてください。

しっかり準備すれば、寒い季節ならではの特別な時間が待っています

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この記事を書いた人

神奈川県在住
5歳と3歳の子を育てるワーママです。
キャンプ歴は2年目。家族4人で週末キャンプや自然遊びを楽しんでいます。

初心者ママ目線で「子連れでも快適に楽しめる工夫」を、リアルな体験をもとに発信中です。

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