【レビュー】ColemanタフワイドドームV/300|4人家族で実際に使ってわかったメリット・デメリット

コールマンテントレビューのアイキャッチ画像

ファミリーキャンプ用のテントって種類が多くて、「初心者でも設営できる?」「4人家族で狭くない?」と悩みますよね。
わが家がColeman タフワイドドームV/300を購入した理由は、
夏に使える設営が簡単な“かっこいい”テントが欲しかったから。

普段は居住性に優れたDODのかまぼこテントを愛用していますが、真夏はテント内で過ごす時間も少なく「寝れればOK!」。
そこで、もっとサクッと建てられて、家族4人で寝ても窮屈にならない広さ、そして着替えもしやすい高さのあるテントを探して辿り着いたのが、このタフワイドドームでした。

この記事では、実際に子連れキャンプで使ってみて感じたメリット・デメリットを、初心者ママ目線で正直にレビューしていきます!

この記事を読んでわかること
  • Coleman タフワイドドームV/300の基本スペックと特長
  • 実際に4人家族で使ってみて感じたメリット・デメリット
  • 夏キャンプでの使い心地や子連れでのリアルな感想
目次

タフワイドドームV/300ってどんなテント?
「タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ(ブラック)」

テントの正面の写真
前室を閉めた状態のテント

テントの基本スペック

<タフワイドドームⅤ/300>
インナーサイズ約300 x 300 x 185(h)cm
本体サイズ約495 x 300 x 195(h)cm
収納時サイズ約23 x 25 x 72cm
重量約11kg
耐水圧約2,000mm (フロア: 約2,000mm)
定員5~6人用
材質フライ/75Dポリエステルタフタ、インナー/68Dポリエステルタフタ
フロア/210Dポリエステルオックスフォード、ポール/アルミ合金/FRP
インナーシート
サイズ約290 x 290cm (使用時)
材質ポリエステル、PEスポンジ
重量約2.3kg
グランドシート
サイズ約280 x 280cm (使用時)
材質ポリエチレン
重量約1.6kg

詳しくは公式サイトをご確認ください。

テントの後ろ側の写真
テントの後ろ側

タフワイドドームV/300の特長

  • 大きなフロアサイズと、ベントフレームで居住空間がアップし、家族みんなが快適に過ごせるワイド空間
  • 1人でも設営できるアシストクリップ
  • 強風でもびくともしないアルミフレーム
  • 風を取り入れ排出を繰り返し涼しい空間を作るサークルベンチレーションシステム
  • 広々とした前室空間を装備。
    荷物の保管場所としてだけでなく、雨天時の室内を濡らすことなく雨具の脱ぎ着などにも便利

わが家がタフワイドドームV/300を選んだ理由

夏キャンプは「早く建てて、たくさん遊ぶ」のがわが家の理想。
だからこそ、設営が簡単で、4人で快適に寝られて、着替えもしやすい高さのあるテントを探してたどり着いたのが、このタフワイドドームV/300でした。
王道のドーム型だから、初めてでも扱いやすく安心です。
(実際、初めて建てたときも迷わずできてホッとしました!)

わが家が探していたテントの条件
  • 夏にサクッと建てられるテント
  • 4人で寝ても広さがある
  • 着替えがしやすい高さ
  • 王道のドームテント

ちなみに、今回購入したのは…
コールマンオンラインストア限定「タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ(ブラック)」
インナーシートもグランドシートもぴったりサイズで付いてくるので、買い足し不要でそのまま使えるのがとっても便利でした。
そしてブラックテントがかっこいい…!

タフワイドドームV/300の良かったところ

夜のテント正面

わが家はこのタフワイドドームV/300を夏に何回か使いました。
特に7月・8月のキャンプで、「これよかった~!」と感じたポイントがいくつもありました。
ここでは実際に使ってみてわかったメリットを、項目ごとに紹介していきます。

設営が簡単

初めての設営はちょっとドキドキしましたが、意外とあっという間!
キャンプ場へ向かう車内でYouTubeの設営動画を見ておいたので、流れもイメージしやすく、夫と2人でほとんど迷うことなく建てられました。
(正直、一番手こずったのはガイロープをつける「もやい結び」でした…笑)
暑い夏にサクッと設営できるのは大きなポイントです!

ポールは3種類で、それぞれ色分けされていてわかりやすい!
スリーブに通すのもスルスル入ってスムーズでした◎
さらに、アシストクリップが付いていて、ポールから抜けにくい構造になっているので1人でも設営できる工夫がされています。

ただし、テントの高さがしっかりある分、フライシートをかけるのは女性1人だとちょっと大変。
(身長150cm前半の私には正直無理そうでした😂)

広さが十分

インナーテントの中の写真

テントの広さはファミリーキャンプにとってかなり重要なポイントですよね。
わが家では200×135cmのダブルサイズのインフレーターマットを2枚使っていますが、このテントならしっかり余裕を持って収まりました。

さらに、インフレーターマットを敷いた状態でも頭側や足元に荷物を置けるスペースが残るのが嬉しいところ。
インナーテントのサイズ感でいうと、わが家が持っているDODかまぼこテントよりも大きめで、4人家族でもゆったり過ごせます。

高さがある

テントの天井の写真。
分かりずらいですが、天井も大き目のメッシュです

インナーテントの高さは185cm(公式HPより)。
大人が立っても余裕があるので、テント内でも窮屈さを感じません。

私は身長150cm前半なのですが、天井のメッシュを開け閉めするときはさすがにつま先立ちになります(笑)。
それでも高さがあるおかげで、着替えがしやすく、圧迫感がないのが大きなメリット。
家族みんなでテントに入っても広々していて快適です。

通気性が良い

ベンチレーションシステムの写真

タフワイドドームV/300にはサークルベンチレーションシステムが採用されていて、しっかり風の通り道が確保されています。

インナーテントは、

・前後がフルメッシュ
・サイド下部にもメッシュ
・天井部分もメッシュにできる

といった構造になっているので、風が通り抜けやすく蒸れにくいです。
実際に使ったときも、外気温が25℃前後ならテント内でも快適に過ごせました。
「夏でもテント内が暑すぎていられない…」ということが少なく、子連れでも安心して使えます。

タフワイドドームV/300の気になったところ

もちろん「ここはちょっと気になるな…」という点もありました。
実際に夏キャンプで使ってみて感じたのは、日差しがあると暑さを感じやすいことや、土汚れが目立ちやすいこと
大きな欠点ではないけれど、購入前に知っておくと「なるほど、そういうところもあるんだ」と安心できると思います。

日差しがあると暑い(気がする)

正直なところ、「他のテントより暑いのかどうか」ははっきりとはわかりません。
どのテントでも直射日光を浴びれば暑いのは当然なのですが、ブラックカラーだと光を集めやすそう…と感じました。

ただ、日中にテントの中で長時間過ごすことはあまりなく、実際はそこまで大きな問題にはなりませんでした。
さらにフルメッシュにして風を通せば、他のテントとさほど変わらないと思います!

土汚れが目立つ

「黒いテントは汚れが目立たなそう!」と思っていたのですが、意外にも土汚れはけっこう目立ちます
特に地面がほぼ土サイトだったときは、子どもが触ったであろう手の跡や、前室部分のフライシートにはしっかり土汚れがついていました(笑)。

ただ、拭けばすぐに落ちる汚れなので、大きな問題ではありません。
「まぁ子どもと一緒ならこれくらいは仕方ないかな」という感覚で使えています。

子連れで実際に使ってみた感想

実際に子どもと一緒にキャンプで使ってみると、「これはファミリー向けだな」と実感するポイントがいくつもありました。
設営のしやすさや広さだけでなく、子どもとの過ごしやすさという点でも使いやすさを感じられたので、ここではわが家が特によかったと思ったところをまとめます。

設営がめちゃくちゃ早い

繰り返しにはなりますが…(笑)
真夏の暑い時期に、設営時間を大幅に短縮できたのは本当にありがたかったです!!
子どもたちを長く待たせずに、すぐ水遊びや探検に連れていけるので、家族みんながハッピーになれました。

もちろん2ルームタイプの大型テントもファミリー向けで魅力的ですが、季節やシーンによってテントを使い分けるのは正解だなと実感しました。

空間が広いから夏でも快適に寝れる

暑い夏に狭い空間でくっついて寝ると、それだけで余計に暑く感じますよね…。
でもこのテントは空間がしっかり広いので、家族4人でもゆったり寝られて快適。

まだ子どもが小さいわが家ですが、しばらくは4人で広々と使えそうです。
もちろん高さもあるので、着替えも楽々。朝の支度もスムーズでした。

寝るときも安心して過ごせた

前室の写真
いろいろやりっぱな写真ですが…

寝るときに一番大事だなと思ったのは、外からの視線を遮りつつ空気を循環できること。
フルメッシュにすれば涼しいけれど、外から丸見えになるのは少し気になりますよね。

タフワイドドームV/300は、前後のフライシートを閉めた状態でもサークルベンチレーションシステムで風が通るので、安心感と快適さを両立できます。
(とはいえ真夏の熱帯夜のように外自体が暑いときは、やっぱり暑さは感じます)

さらに、前室が意外と広いのもポイント。
夜はクーラーボックスやギアボックスを前室に入れておけるので、外に荷物を置きっぱなしにしなくて良いのでとても助かりました!
靴を置いておけるのも◎

前室の開け閉めは子どもにはむずかしい

前室のファスナーは、生地が噛みやすいこともあって子どもには開け閉めが少し難しかったです。
実際には子どもが出入りのたびに自分で開け閉めする場面はほとんどないので、大きな問題ではありません。

ただ、大人でも内側からファスナーを開けたり閉めたりするときは、慣れるまではちょっとコツがいるかも。
何度か使ううちにスムーズにできるようになりましたが、最初は「ん?閉めづらい?」と思う場面がありました。

昼間でもテント内は少し暗め

ブラックカラーのテントなので、光はあまり通らずテント内は結構暗めです。
夏の日差しをある程度遮ってくれるのはメリットですが、昼間に子どもがテント内で遊ぶときなどは「思ったより暗いな」と感じることもありました。

まとめ

コールマン タフワイドドームの写真

Coleman タフワイドドームV/300は、わが家にとって夏のファミリーキャンプにちょうどいいテント」でした。

  • 設営が簡単で、準備時間を短縮できる
  • 家族4人でも広々と寝られて、圧迫感がない
  • 通気性がよく、夏でも快適に過ごせる
  • 視線を遮りながら風を通せて、寝るときも安心

一方で、日差しが強いと暑さを感じやすいことや、土汚れが目立ちやすいことなど、気になる点もありました。
でもこれはタープを併用したり、拭き掃除をすれば十分カバーできるレベルです。

初心者でも扱いやすく、子連れファミリーにぴったりの安心感のあるテント。
「まずは王道のドーム型から始めたい!」という方には、自信を持っておすすめできるテントです。

ちなみにわが家では、冬はDODかまぼこテント、夏はColeman タフワイドドームV/300、春秋はサイトに合わせてと、季節ごとにテントを使い分けるスタイルになりそうです。

そしてなにより――
やっぱり黒いテントはかっこいい!!
キャンプ場でも存在感があって、赤いガイロープがアクセントになり、本当に見た目にも大満足です。

ちなみに、コールマンのドームテントはキャンプ場でも本当によく見かけます。
(それだけファミリーに使いやすいってことですね…!)
サイズ展開もいろいろあるので、ぜひご家族の人数やスタイルに合わせて選んでみてください◎。

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この記事を書いた人

このブログを運営している、Natsu.です。
関東で、5歳と3歳の子どもを育てながら暮らしています。

平日は慌ただしい毎日ですが、週末や休日にはできるだけ「そとで過ごす時間」を大切にしたいと思い、
キャンプや外遊び、公園めぐりなど、自然にふれる暮らしを楽しんでいます。

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