冬になると「子どもと一緒に雪遊びを楽しみたい!」と思うご家庭も多いのではないでしょうか。
わが家はパパママがスノーボードをするので、こどもにも「いつか滑れるようになってほしいな〜」という願望もありつつ(笑)、雪遊びデビューにも安心な場所を探していたんです。
そこで見つけたのが、未就学児でも楽しめる「軽井沢スノーパーク」。
ソリ
「小さい子でも楽しめる?」「親もちゃんと休める?」そんな気になるポイントを、今回の体験をふまえてまとめてみました。
これから雪遊びデビューを考えているファミリーの参考になればうれしいです。
- 軽井沢スノーパークの雪遊びエリアの内容
- 未就学児でも安心できる工夫や設備
- わが家の体験談から学んだ「こうしてよかった!」「ここは大変だった…」ポイント
- 近くで立ち寄れるおすすめスポット
軽井沢スノーパークってどんなところ?

実はここ、下の子が1歳のときに初めて雪遊びした思い出の場所。
今年は3歳と5歳になって再訪したんですが、やっぱり安心して遊べるキッズエリアがとっても良かったです。
「子連れで行くなら、このくらいの規模感がちょうどいい!」と感じて、今年も3歳&5歳を連れて再訪。
やっぱりキッズエリアが充実していて、小さな子どもが思い切り遊べる環境だなと実感しました。
大きなスキー場のような派手さはないけれど、ファミリーでゆったり楽しむには十分。
アクセスもよく、子連れで気軽に行けるのが魅力です。
軽井沢スノーパークの場所と基本情報
スキー場名 | 軽井沢スノーパーク |
住所/アクセス | 〒377-1412 群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢 2032-16 JR軽井沢駅より無料送迎バスを運行あり (完全予約制 前日の17:00までご予約) |
公式サイトリンク | https://www.presidentresort.jp/snowpark/ |
営業期間 | 2024-2025シーズン 2024.12.14-2025.3.30 |
わが家の利用時期 | 2023年2月/2025年1月 |
レンタル | あり |
駐車場 | あり(無料) |
標高 | 1270m |
※この記事は2024-2025シーズンの体験をもとに執筆しています。 料金や施設内容は変更になる可能性もあるので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。 |
ファミリーにうれしい施設紹介
軽井沢スノーパークは、子連れファミリーにやさしい工夫がいっぱい。
実際に行ってみて「ここよかったな~」と思ったポイントをご紹介します。
駐車場とゲレンデが近い
荷物が多い子連れにとって、車を降りてすぐゲレンデに行けるのは本当に助かります。ベースエリアがまとまっているので、移動のストレスが少なめです。
ただ、舗装されていない箇所も多いので、歩きにくさはあります
キッズエリアが充実
ソリ専用ゲレンデや雪遊び広場など、未就学児でも安心して遊べるスペースがしっかりあります。通常のゲレンデとは柵で区切られているので、親も安心。
どのリフトに乗っても滑り降りてくる場所はベース付近
大きなスキー場だと「コースを降りるとどこに着くの?」と迷子が心配になりますが、軽井沢スノーパークは動線がシンプル。
どのリフトに乗ってもベースに戻ってくるので、スキー・スノーボードに挑戦する子にもやさしいつくりです。
また、パパママが滑りに行くときにも便利で、数本滑ってからすぐ戻ってこられる安心感があります。
コースによっては雪遊びエリアの前を通るものもあるので、子どもが「パパ・ママが滑ってる姿」を見られるのもうれしいポイントでした。
親も子も、それぞれのペースで楽しめるのは、ファミリーにとって大きな魅力だと感じました。
公式ホテル「プレジデントリゾートホテル軽井沢」

ゲレンデのすぐ近くで、雪遊びのあとすぐにお部屋に戻れるのが魅力。
ただし2024-2025シーズンはリニューアル工事のため休業中とのこと。再開が楽しみです。
レンタルセットが充実

ウェアやスノーブーツなど、必要なものはレンタルで揃えられるので、身軽に行けます。
成長が早い子どもの雪遊びデビューにもぴったりです。
わが家は初めてのスノーボードの際に一式をレンタルしました◎
ハマるかわからないのでまずはレンタルでお試しできてよかったです。
レストランにファミリー優先のお座敷エリアあり
子どもと一緒にゆったり座れるお座敷があるのは、ありがたいポイント。小さな子ども連れでも周りを気にせず休憩できます。
屋内にキッズルームあり


雪遊びに飽きたり、寒さで休憩したいときにぴったり。暖かい屋内で遊べるので、親もほっと一息つけます。
キッズエリア「プレジパーク」で雪遊び!
軽井沢スノーパークのキッズエリアは「プレジパーク」と呼ばれていて、入場には雪遊び券(有料)またはリフト券が必要です。
わが家は2022-2023シーズンに1歳と3歳で初めて利用し、今年(2024-2025シーズン)に3歳&5歳で再訪しました。どちらの年も雪遊びエリアの内容はほぼ同じで、安心して遊べました。
ソリ専用ゲレンデで大はしゃぎ

プレジパークの中でも大人気なのがソリ専用ゲレンデ。
スノーエスカレーターで上までラクに上がれるので、小さな子どもでも何度でも楽しめます。
ソリはレンタル制で、種類もいろいろ。
1人で乗れるコンパクトなタイプから、親子で一緒に乗れる大きめタイプまで揃っていて、子どもの年齢や性格に合わせて選べるのがうれしいポイントです。
ただ、3歳くらいまではうまく止まれないことが多いので、親と一緒に乗るのがおすすめ。
特に土日祝は人も多く、滑走中に人にぶつからない・ぶつかられないように注意が必要です。
滑り終わったら、後ろからの人にぶつからないように、早めにソリ乗り場から離れると安心。
そして実は、子どもと一緒に大人が滑るのも最高に楽しい!
童心に戻ったような気持ちで、親子で大はしゃぎできますよ。
すぐ隣には「チビチュービング」という、浮き輪のようなチューブに乗って坂を滑り降りるコーナーもあり、スピード感があって子どもたちに大人気!
スノーストライダーで雪上ライド体験


プレジパークには、スノーストライダー専用のゲレンデがあります。
スノーストライダーとは、普段よく見るストライダーに「雪の上を走れる板」がついたもの。
雪上仕様の乗り物で、専用ゲレンデを下って遊ぶことができます。
見た目はいつものストライダーそのままなので、普段から乗り慣れている子はすぐに楽しめます。
最初は少しバランスを取るのにコツがいりますが、慣れてくるとスピード感があってとても爽快!
専用ゲレンデがしっかり区切られているので、ソリや他の遊具とぶつかる心配がないのも安心ポイントです。
このエリアにはスノーエスカレーターがありません。
滑り終わったらストライダーを持って坂を登る必要があり、小さい子の場合はどうしても親が担ぐことになります。
親にとってはちょっとした運動ですが(笑)、子どもの「もう一回!」の声につられて頑張りました…。
エア遊具&ポーラーカルーセルで大はしゃぎ


プレジパークには、雪遊びだけじゃなくて体を思い切り動かせる遊具もあります。
まずは大きなエア遊具(ふわふわ遊具)。
中に入るとトランポリンのように跳ねたり、転がったりして遊べます。寒さを忘れて夢中になれるので、子どもたちは汗だくになるくらい!
そして子どもに人気なのがポーラーカルーセル。
大きな浮き輪のような乗り物に座って、ずるずる引きずられるアトラクション(?)です。
今年5歳の息子は一人で乗ることができて、とても楽しそうでした。大笑いしていて、「またやりたい!」と何度もリピート。
小さい子の場合は乗るとき降りるときにお手伝いが必要なので、近くで見守ってあげると安心です。
エア滑り台&雪遊び広場で自由にあそぶ


プレジパークには、ソリやストライダー以外にも自由に雪遊びが楽しめる広場があります。
まず子どもたちに大人気だったのが、エア滑り台。(写真に写っている黄色いゾウさんです)
大きなふわふわの滑り台で、雪の上でも安心して遊べるのが魅力です。何度も滑っては大笑いしていて、飽きることなく楽しんでいました。
また、雪を運べるミニ台車もあり、子どもたちは雪を集めて運んだり、座って押してもらったりと大はしゃぎ。
遊び方の幅が広がるので、想像以上に盛り上がります。
さらに、園内にはおなじみのロディも置かれていて、雪の上でぴょんぴょん跳ねながら遊べるのもユニーク。雪だるま作りや雪合戦とあわせて、子どもが自由に発想して遊べる空間になっています。

雪山登りで全身あそび

プレジパークの一角には、ただ雪を積み上げただけの雪山があります。
大人から見ると「シンプルだな〜」と思うのですが、子どもたちにとってはまるでアスレチックのよう!
全身を使ってよじ登り、てっぺんに立ったときの達成感は格別。
そのまま勢いよく滑り降りてきては、また登る…を何度も繰り返して大はしゃぎしていました。
寒い日などは雪が凍っていて、お尻で滑るとちょっと痛いことも(笑)。
それでも子どもたちは「キャー!」と笑いながら夢中で遊んでいました。
未就学児でも安心なポイント
小さな子どもを連れて雪遊びに行くとき、やっぱり気になるのは安全面や休憩のしやすさ。
軽井沢スノーパークはそのあたりの配慮もしっかりしているので、未就学児連れでも安心して過ごせました。
安全に遊べる工夫
キッズエリア「プレジパーク」は、外のゲレンデと柵でしっかり区切られているので、子どもが外に出てしまう心配がありません。
さらに、ソリやストライダーはそれぞれ専用のスペースになっているため、遊び同士がぶつかりにくいのも安心ポイントです。
ただし注意したいのが、子どもたちが単独で遊んでいるケース。
特にソリはスピードが出やすく、勢いよく滑ってきてヒヤッとする場面もありました。
プレジパークには監視員のように注意してくれる人はいないので、自分の子どもからは目を離さず、周囲の様子にも気を配ることが大切です。
トイレ・休憩スペース事情
トイレはセンターハウス内にあり、プレジパークからも比較的近いので急な「トイレ行きたい!」にも対応できます。
ただしスノーウェアは着脱に時間がかかるので、余裕をもって声をかけておくと安心です。
休憩スペースも充実していて、無料で使えるエリアにはキッズスペースやカフェも。
雪遊びに疲れたときは屋内で温まりながら休憩できます。ブロックなどのおもちゃも置いてあるので、外遊びに飽きてしまった子どもも楽しめました。
食事はどう?
センターハウス内のレストランには、ファミリー優先席やお座敷エリア、キッズチェアが用意されています。
お座敷エリアは席数がとても少ないので、必ず使いたい場合は早めに行くか、お昼の時間をずらすのがおすすめです。
メニューにはキッズプレートがあり、子ども用の食事にも困りません。
ほかにもポテトや焼きそばなどの軽食がそろっているので、食べたいものは見つかるはず。
(お値段はやっぱり“スキー場価格”ですが(笑))
屋内席のほかに屋外席もあるので、天気のいい日は外で食べるのも気持ちよかったです。
わが家の体験談&反省点
2022-2023シーズン(1歳&3歳)

初めての雪にハイテンション!

雪の中をよたよた歩いてました(笑)
初めての雪遊びデビュー。
宿泊予定だった、公式ホテル「プレジデントリゾート軽井沢」で着替えてから向かいましたが、荷物+子どもを連れての移動がとにかく大変でした。
家でできる限り着替えておき、到着したら車でスノーウェアを着て、そのまま遊べるように準備しておくのが良いと実感。
子どもの服装は…
暖かい日 → ロンT+レギンス+スノーウェア
寒い日 → ヒートテックスパッツをレギンスの下にプラス
といった感じで調整しました。
スノーウェアが暖かいので着せすぎると汗をかいちゃうので塩梅が難しいところです。
親も手早く着替えられる工夫をしておくと、ロッカーに寄らずに済むのでラクです◎
2024-2025シーズン(3歳&5歳)


今回は子どもたちもすっかり成長!
上の子(5歳)は、レンタルのスノーボードに挑戦!
ソリも1人で滑れるようになり、遊びの幅がぐんと広がりました。
下の子(3歳)も、前回は抱っこ紐で休む時間が多かったのに、今回は最初から最後までしっかり雪遊び。
ソリや雪山登りも自分で楽しめて、頼もしさを感じました。
上の子からおさがりでもらったパンダボードにも乗ってみました。
子どもの成長に合わせて、楽しみ方がどんどん変わっていくのも、軽井沢スノーパークの魅力だなと感じました。
周辺で立ち寄りたいスポット
軽井沢スノーパークで雪遊びを楽しんだあと、わが家は周辺のスポットにも立ち寄りました。
どれも実際に行って「子連れでも過ごしやすい!」と感じた場所ばかりなので、あわせてご紹介します。
北軽井沢スウィートグラス

キャンプ好きファミリーに大人気のキャンプ場 北軽井沢スウィートグラス。
わが家は2024-2025シーズン、軽井沢スノーパークで雪遊びを楽しんだあとにコテージ泊をしました。
冬のスウィートグラスは、夏のにぎやかな雰囲気とはまた違い、雪景色の中でゆったり過ごせる特別感があります。
薪ストーブがあるあたたかいコテージで過ごしながら、外では雪遊び…という贅沢な時間を過ごせました。
スキー場からもアクセスしやすいので、「雪遊び+宿泊」を組み合わせたいファミリーにはとてもおすすめです。
基本情報
キャンプ場名 | 北軽井沢スウィートグラス |
住所/アクセス | 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579 上信越 碓氷軽井沢から約50分 佐久から約50分 上信越自動車道の「碓氷軽井沢IC」を下りて軽井沢町を抜けてくるルートが一般的 軽井沢スノーパークより車で17分 |
公式サイトリンク | https://sweetgrass.jp/ |
営業期間 | 通年営業 |
我が家の利用時期 | 2025年1月 |
予約方法 | 公式サイトからのオンライン予約 |
お支払方法 | オンライン決済/現地決済 現金/クレジットカード/電子マネー/コード決済 |
チェックイン | コテージ/キャビン 14:00~18:00 アーリーチェックイン: 10:00~ 2,200円(2日前からTELでの受付) テントサイト 13:00~18:00 アーリーチェックイン: 9:00~ 1,100円(5日前からWEB/TELでの受付) ソロサイトは550円 |
チェックアウト | コテージ/キャビン 8:00~10:30 レイトチェックアウト: 12:30まで 2,200円(チェックアウトの前日17:00~当日9:00までに、管理棟フロントへ) テントサイト 8:00~11:30 レイトチェックアウト: 15:00まで 1,100円(チェックアウトの前日17:00~当日9:00までに、管理棟フロントへ) ソロサイトは550円 |
キャンセル料 | 10~4日前:施設基本料の20% 3~1日前:施設基本料の50% 当日:施設基本料の100% |
おやすみタイム | 22:00-6:00 |
グループ利用 | 可 |
ペット | with ドッグ施設あり! 愛犬とノーリード・ノーケージで過ごすことができる施設があります。 ドッグランもあり |
レンタル | あり |
花火 | 禁止 |
標高 | 1150m |
2025年8月の情報です。詳しくは公式HPをご確認ください。 |

軽井沢プリンスショッピングプラザ(アウトレット)
スキー場から車で30分ほどの場所にある大型アウトレット。
広々とした敷地で、Colemanのアウトレット店舗も入っているので、キャンプギアを狙っている人は要チェックです。
わが家も訪れましたが、ほとんど屋外なので冬は寒い!それでも見ごたえがあって楽しめました。
基本情報
住所 | 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 |
アクセス | -車- 上信越自動車道碓氷軽井沢I.C.から12.4km(平常時14分) 軽井沢スノーパークより車で35分 駐車場の混雑状況は公式HPで確認できます。 -電車- 北陸新幹線 軽井沢駅南口から徒歩3分。北陸新幹線 東京-軽井沢間が約60分。 -高速バス- 東京方面から軽井沢駅(軽井沢・プリンスショッピングプラザ)へ高速バスが毎日運行。 |
公式サイトリンク | https://www.karuizawa-psp.jp/ |
2025年8月の情報です。詳しくは公式HPをご確認ください。 |
TSURUYA 軽井沢店
長野県のご当地スーパーといえば「ツルヤ」。
軽井沢店は観光客にも人気で、地元食材やツルヤオリジナル商品が豊富にそろっています。
わが家は長野のキャンプ場にくるといつも訪れますが、りんごジュースやジャムなど、ツルヤブランドはどれもおいしくておすすめ。
今回もコテージ泊の食料はこちらで調達しました!
住所 | 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2707 |
アクセス | 国道18号バイパス沿い「鳥井原東」信号の角 |
営業時間 | 9:00-20:00 |
駐車場 | 486台 |
2025年8月の情報です。詳しくは公式HPをご確認ください。 |
別店舗ですがこちらの記事でも記載しています


まとめ|雪遊びデビューなら軽井沢スノーパークがおすすめ!
軽井沢スノーパークは、広すぎずコンパクトで、未就学児の雪遊びデビューにぴったりのスキー場でした。
ソリやスノーストライダー、ふわふわ遊具に雪山登り…プレジパークのアクティビティは、3歳・5歳の子どもたちが1日中飽きずに遊べる内容ばかり。
施設もファミリー向けに整っていて、トイレや休憩スペースも近く、小さな子どもと一緒でも安心して過ごせました。
もちろん注意点もあって、ソリはスピードが出やすく他の子とぶつかりそうになる場面もあるので、必ず目を離さずに見守ることが大切。
でもその分、親子で一緒に滑ったり、雪遊びをサポートしながら楽しめるのも魅力のひとつです。
アクセスしやすく、周辺にはスウィートグラスやアウトレット、ツルヤなど立ち寄りスポットもいっぱい。
「雪遊びデビューはどこがいいかな?」と迷っているファミリーには、自信を持っておすすめできる場所でした。
※この記事は2024-2025シーズンの体験をもとに執筆しています。
料金や施設内容は変更になる可能性もあるので、最新の情報は公式サイトでご確認くださいね。
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